今年の4月にリーディングマークに入社しもうすぐ3ヶ月が経とうとしています。初めての社会人は刺激的で、学びが多い日々を過ごしています。 今回はこの3ヶ月を振り返り、感じたことや学んだことを共有し、すこしお話的な記事をお届けします。
携わったプロジェクト
組織心理研究所サイト
4月初旬ごろまで我が社が誇る組織心理研究所のサイトの実装をさせていただきました。 実は内定者インターンの時期から携わっていたプロジェクトで、3月ごろから開発自体には携わっていました。
記事を閲覧できるページなどもあるのですが、基盤的な部分はすでに櫻田さんが実装されていて、私が担当したのはfigmaに作成されたデザインのフロントへの実装でした。
実際に開発するなかで、細かいアニメーション、パララックス、レスポンシブ対応、などなどかなり多くの課題に直面しました。 というのも今まで は便利な機能を持ったウェブアプリの開発することに重点を置いていたことが多く、デザイン的によく見えるものを作ることにあまり重きを置いてきませんでした。
デザイナーさんとできるだけコミュニケーションを取り、組織心理研究所の方々の思いやデザイナーさん方のこだわりがふんだんに詰まったサイトをリリースまでやり切ることができたことは、エンジニアとして何よりもの喜びですし、今後の開発にも活きるのではないかなと思っています。
ちなみにこのプロジェクトの一員として5月に月次アワードをいただくことができました🎉
新規事業
組織心理研究所サイトの実装が終了した後、新規事業のリードエンジニアを担当させていただくことになりました。 元々、事業を立ち上げる0 -> 1の段階の開発を経験したいと言う要望を出しており、その要望が通った結果だったので、ものすごくやる気に満ち溢れていました。 新規事業とはいっても、私が参画した際はまだ決まっていることが少なく、基本的には機能検証のためのMVPの開発をしつつ本開発に向けた検証をしていくことになりました。
MVPなので製品としてリリースする際に使う使わないに関係なく、とにかく使えそうなものを片っ端から実装していくという感じで、ビジネスサイドで提案されたものをなるべく早く使える形にするというスピード感を持った開発をしていました。 決まっていないことが少ないことが逆に自由度の高い開発に繋がったので、そこは個人的にはいい環境でした。
約1ヶ月半の開発期間を経て、無事にMVPの第1弾をリリースすることができました。
ちなみにこのMVPの開発で6月にまたしても月次アワードをいただくことができました🎉
苦難と学び
今となって振り返ってみるとMVPの開発は想像を絶する大変さでした。自由度が高い環境だったことは良かったのですが、技術的や精神的に困難に直面することが数え切れないほど多くありました。何度心折れたことか。
人を頼るということ
一番苦しかったことは何よりも開発メンバーが私1人であったことです。何かわからないことがあっても他チームに気軽聞きにいけない、自分が開発しなければ新規事業自体が頓挫してしまう。そんなことを考えながら開発をしていました。
ある日このことを上長さんに相談したところ「自分が他のチームの人から相談を受けたらどう思う?」と問いかけられその瞬間に考えが全く変わりました。自分が頼られたら嬉しいなと思ったからです。
この日を境に他のチームの方にも良く相談を持ちかけるようになりました。実際相談に乗っていただくことによって解決できた問題もあったので、私が勝手にプレッシャーを感じて背負い込んでいただけでした。
無駄を減らすということ
もう一つ技術選定についても学びがありました。何か一つの機能を実装する際にどのライブラリやSSOを使うべきか、どれがパフォーマンス的に最適なのか、コスト的にはどうなのかなどもっとよく考えるべきだったなということがいくつかありました。 全てを実装して実際に使ってみるというのも一つの手ではあるのですが、時間は有限です。結局かなり手戻りが発生してしまったのでこの辺りは今後に活かしていきたいですね。
反省反省。
実装すること自体の技術的困難も数多くあったのですが、それはまた今度お話ししましょう。
これからエンジニアになる方へ
所詮3ヶ月しかエンジニアしてない私がそんなに体逸れたことも言えないのですが、今後新卒でエンジニアになった方が苦難に直面した際に役に立って欲しいアドバイスを少しだけ書きます。
信頼できる人を作る
仕事の同期や仕事とは関係ない友達など誰でもいいので信頼できる人を確保しておくことは重要だなと思います。というのも仕事の愚痴や悩みなどを心理的安全に話せるからです。 普段のイライラやモヤモヤは言葉にして吐き出すとものすごいスッキリします。本音で話すことができれば自分では思いつかなかった解決策が出てくるかもしれないですしね。
人の半分はバナナと同じ
人のDNAの半分はバナナと同じらしいですよ。人に何を言われようと強い言葉を使われようとも結局半分バナナに言われていることと思えば少し気が楽になる気がします。 自分がミスをした時も「どうせ自分半分バナナだし」と考えられれば前向きになれるような気もしますよね。 気軽に物事を捉えることで躓いた時にその場に止まらずに前進し続けられるのではないでしょうか。 自分が些細なことでも結構落ち込んでしまう性格なので最近はそう思うことでなんとか頑張っています。
大体なんとかなる
これは社会人として出なくても何にでも言えることなのですが、どんなに大変な困難に直面したとしても大体なんとかなります。なんとかなると言うよりは大変な時期はずっと続くものではないです。 想像を絶するほどの困難に直面し、時間が永遠に感じられるようなことが多々あるとはあ思うのですが、結局いつか終わります。しかも案外すぐ終わることが多いような気がします。 なので何かあってもそんなに重く考えず気楽にいきましょう。
おわり
入社してからの3ヶ月をサクッと振り返ってみました。書き出してみると書きたいことが山ほどあり、かなりいろいろあった3ヶ月だったんだなと改めて思いました。 今後また楽しいこともあれば嫌なことも経験すると思うので、楽しみながら成長していければなと思います。
では。