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新卒エンジニアがテックブログを書いて感じたこと。

· 約8分
森田 有貴

森田です。

早いものでこの記事で私が執筆したものが 10 記事目となります。 普段は技術的なお話を書いていますが、今回はテックブログを書いている中で感じたことなど書いていこうと思います。

なぜテックブログを書いていたのか

自分自身の学びを深めるためというのが大きかったですね。新しい技術に触れるたびにメモを残しておきたい気持ちはあるものの、ただ自分用のメモにしておくのももったいないと感じていました。どうせなら自分が得た知識をまとめて共有しよう、という気持ちがありましたし、そうすることで他のメンバーにも役立つかもしれない。何より、知識を文章にすることで自分の理解もよりしっかりとしたものになると感じていたので、テックブログを書くことには自然とやりがいを見出していました。

テックブログを書く中で感じたこと。

正直な感想を言ってしまうと、めちゃめちゃ大変でした。大変でもあり、楽しくもありました。

そもそもの話になるのですが、私文章を書くのがものすごく苦手です。なのでどのように文章にしたら読み手にわかりやすく伝わるのかというところにかなり時間をかけた記憶があります。 言い回しの修正などには結構 GPT を活用したりしました。

また、技術的な内容ですと普通の一般的なブログとは異なり、ブログを書き始める前に実際にコードを書いて動くものを作ったりする必要があります。 なので記事の執筆以前に準備にものすごい時間がかかりました。どれだけのプロジェクトを作成したことか...。特に action cable で同時編集を実装する記事では react と rails 両方の環境構築をして色々設定したりしていたので一番時間がかかりました。

とは言ってもそれ以上に楽しく記事を書いていたと思います。これは私の性格的なところもあると思うのですが、やはりエンジニアとして新しい技術に触れたり未知の問題に挑戦することが好きなんですよね。 プロダクトの開発の中で新しく使った技術や解決した問題を一般化して記事として残すというのは、自分自身の考えをまとめることができ、さらに他の人にも役立つ知見を共有できる良い機会でした。

また、社内外かなり多くの方に読んでいただいたようで、さまざまなフィードバックをいただけていました。「参考になった」と言われた時はやはり一番やりがいをを感じましたし、普通に嬉しかったですね。

新卒エンジニアに向けて

新卒エンジニアでも記事書きましょう!ということを言いたいです。

理由としましては、テックブログを書くということは自分の知見を世界中の人に共有できるということももちろんあるのですが、自分の技術力を見せつけることができるという側面もあります。 自分が取り組んできたプロジェクトやそこで学んだ技術や知見を発信することで、他のエンジニアや採用担当から「この人はこんな技術を使えるんだ」と認知してもらえる場になります。 さらに書いた記事を自分のポートフォリオの一部として活用することもできます。 ペース的には半年に 1 本くらいでいいと思うので自分の実績を記事として記録に残しておくと良いと思います。

今後

これからも引き続き技術について学んだことや感じたことを発信していきたいと思います。記事を書くことで自分の理解が深まり、他の人の役に立てることがわかりましたし、それがやりがいにも繋がっています。新しい技術や取り組みに触れながら、今後も記事を通じて成長の過程を記録し、共有できればと思っています。

最後に

これまで私の記事を読んでくださった皆様、ありがとうございました。ちゃんとテックブログを書くのは初めての経験だったのでなかなか苦戦することもありましたが、得られた物も多かったと思います。 開発の技術的な面でも記事の執筆的な面でも、自分の成長をひしひしと感じました。今後も引き続き技術を深掘りし共有できればとお思っていますので、引き続きご愛読賜ればと思います。

では。